344の能動的にゆだねる、ART LIFE

渋谷の某SPOTで働く344(さよよ)のナゾBLOG。

有田焼の可愛さ。

お土産から縁が生まれた日本の伝統。

 

「有田焼」の名前は聞いたことはもちろんあるけれど、いままで一度も手にしたことがなかった私。産地すら曖昧なほど無知だったのですが、(お恥ずかしい)同じシェアハウスで暮らしている佐賀県出身のお友達にお土産としていただき、愛着を持って使わせていただいている今日この頃です。

 

去年帰省したときのお土産はスプーンを。


今年帰省したときのお土産は箸置き(スプーンやフォーク等も置けるタイプ)を。

 

私たちは11人で暮らしているのですが、いつも色や柄を11種類買ってきてくれて好きなものを選ばせてくれるという粋な計らい。


シェアメイトたちと、わいわいどれにするか選ぶのも楽しいひと時です。

 

有田焼は、こっくりとした優しい色合いがほんのり可愛い

 

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ある日の344の昼ごはん。(ごはん、中華スープ&麻婆豆腐。)

こんな感じで使わせてもらってます。

 

お箸のチョイスがいまいちだけど気にしないでください。

 

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 新しいお箸買おっかなぁ・・・(ひとりごと)

 

 

400年以上の歴史のある有田焼は、それぞれの工程を分業で行っていて、それぞれのスペシャリストがいるんだって。

 

基本的は工程は、


・土練りとろくろ
・下絵付け
・濃み(だみ。太い筆で塗りつぶす)
・施釉(釉薬をかける)
・焼き上げ
・上絵付け
・上絵濃み
・焼き付け

 

だから作業開始から完成まで1か月もかかるらしい。
手間がかかっていますね。

 

有田焼について調べていたら、こんな興味深い動画を見つけました。

興味がある方は是非見てみてください。(『アーツ&クラフト商会』第3回)

http://artsandcraftsco.com/program/index.html

 

この動画の中で「源右衛門窯」代表の金子昌司さんがこのようにお話しされていたのが印象的でした。

 

「工程を細分化して、エキスパートを配置して全体のレベルを保つと言うと、伝統工芸という感じがしますが、元々は工業製品=プロダクトだったので、”手作業でやっているからいい。”というわけでもない。”手でやらないと表現できないものを作らないと”手仕事する必要はない。」

と。

 

「それは何かと言うと、そばに置いて、愛着が湧くもの」

だそうです。深いお話です。


また絵付だけでなく”掘り”でデザインをしている作家の川崎精一さんは、受け継がれた有田焼の現在について、

 

「400年の歴史ですが、幅を広げないと500年後はないんじゃないか?」とお話ししていました。
でもそれでこそ新しいデザイン方法を生み出したり、クリスマスツリー(分解するとグラス&シャンパンクーラーになるというなんとも現代的な一品)を有田焼で作ったりなど、歴史あるものをあえて開拓していく姿勢につながっていくんだなぁ、となんだか感動しました。

 

器にこだわるって大人の証のひとつって感じがしませんか。

 

私もいつかそんな日が来るかしら。

 

自分の将来を、なんとなく楽しみにしたいと思います。