344の能動的にゆだねる、ART LIFE

渋谷の某SPOTで働く344(さよよ)のナゾBLOG。

浮遊する感覚

音楽イベント「浮遊する ひなぎく」の感想文!

 

 

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先日、友人DJ 監督が主催した音楽イベント「浮遊する ひなぎく」に行ってきました。
4文字通りテーマは”浮遊感”

しかしジャンルはアンビエントエレクトロニカ、和太鼓&Space effect・・・と、いい感じにバラバラで、それがなかなか刺激的でした。
場所は代官山のライブハウス、晴れたら空に豆まいて
(不思議な名前だなと思っていて、一度行ってみたかったので来れて嬉しい)

 

なかなか濃ーく深ーい内容でしたので(そういうの大好き)その感想をつらつらと書きますね。

 

 

トップバッターは森田晃平さん。PRIMITIVE ART ORCHESTRAのベーシストの方です。

http://www.primitiveartorchestra.com

 

今回のイベントでは、生のウッドベースとレコーディングされた音源の組み合わせで
”いつのまにか深く潜っていて、一緒にいてくれる音楽”のような不思議な心地になりました。

 

ゆったりと刻まれるベースの落ち着いた音を聴いていると、
「音楽って、すべての音に意味があるんだなぁ」なんてシンプルなことを考えている自分がいる。

 

ひいては「同じように、すべての物事に意味があるんだろうなぁ」なんて、普段自分一人での思考ではなかなか辿り着けないところに、森田さんの音楽によって軽々と連れて行かれている自分がいる。

 

とにかく心地良かったです。きっと生で聴くことにも意味があるんだろうな。

 

 

次の出演者はまゆちゃん。シンガーソングライターの繭子さんです。

http://mayucocoon.com/top.html

 

たぶんまゆちゃんは日本よりもヨーロッパでの方が露出が多いかもしれません。

 

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まゆちゃんの歌声は、逆にまゆちゃんの独特の世界観に誘われる感じ。

 

澄んだ感じに、少しだけ肉感的というか女性らしい色気が混じった歌声。
そして神秘的で、甘くて、同時に芯の強さを感じる世界観。

 

まだタイトルが付いていないという新曲(今のところあだ名は「さくらさくら」というそうです。あだ名っていう表現がまた可愛い)も切ない曲で、良かったです。

 

ベースは金子信之さん、ピアノ(グランドピアノ)はあべじゅんいちさん。
おもちゃのピアノはまゆちゃんが普通に上手に弾いていて、驚きました。
ディスプレイとして置いていると思いきや!楽器のひとつだった!

 

 

次のアーティストは、森田晃平さんとPRIMITIVE ART ORCHESTRAでも活躍されているピアニスト 木村イオリさん。


この木村イオリさんのピアノがまた”入ってくる感”がすごい。
音楽が自分の外側で鳴っている感じがしないというか。

 

聴く側からすると、「映像型」もしくは「体験型」。
もしくは「追体験型」ピアノ演奏、みたいな。

 

美術館で歩きながら集中して順番に絵を眺めていると、自分がどこにいるか分からなくなってくるような感覚、あるじゃないですか。
もしくは映画を見ていて、いつのまにか映画の世界に自分が入り込んでしまっていると感じる時、あるじゃないですか。

 

本当は違うけれど、まるで自分が実際に感情体験しているような感じ。
木村さんのピアノを聴いているときの感覚って、そういうのに近い。

 

しかもDJ監督と木村イオリさんのコラボ時間もありましたよー。
木村イオリさんんの演奏するピアノに、DJ監督が被せてくる電子音や風の音、海の音。
それこそまさに浮遊感が増すのですね、
何だかわからないけれど泣きたくなりましたよ。良い意味で。

 


トリは、和太鼓&Space effectのONE VISION。

 

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最初は3つの場所でそれぞれ太鼓を3人の方が演奏していて、それにSpace effectがかかっているんですけど、冒頭は浮遊感というよりむしろ高揚感を感じていました。
和太鼓からくる振動、すごいし。もう喉で振動を感じるくらい

 

しかし色んな曲を演奏するにつれて、エフェクトやシンセが存在感を増してくる楽曲に移行してきて、いつの間にかテーマ通りまさに”浮遊感”を味わっていました。

 

うーん。

 

アーティストの方々それぞれに表現する”浮遊感”さすが。

 

そしてこれを企画したDJ監督さすがー。

 

今回の「浮遊する ひなぎく」は記念すべき第一回目!だったのですが、今後も継続してやっていくそうなので、興味がある方は是非チェックしてみてください。

 

皆さま本当におつかれさまでした。ふわふわ。